August 30, 2007

中国・連雲港古代交流史の旅 その4

11624207.JPG■2007,8,18(土)
===古都南京を訪ねる===

今日は連雲港から江蘇省都の南京まで、およそ400kmを南下する。昨日の移動に比べれば、近いものである。それでも高速公路で、約4時間の行程である。でも今朝のホテル出発は8時だから、ずいぶんゆっくりと朝食を食べることができた。宿泊した神州賓館は、国際港連雲港の西端にあり、連島(リエンタオ)へつながる中国一長い西大堤が、目の前に見えるロケーションだ。

昨夜は遅くまで連雲港市徐福研究会の皆さんと親善交流をしていたので、朝になってから素晴らしい景色に気が付いた。朝寝坊の私は行けなかったが、ホテルの目の前に黄海が広がっている。海岸沿いは公園になっていて、散策した参加者が清々しい気持ちになれたと話してくれた。

連雲港市から南京までは、昨日と同じく延々と続く防風林帯に挟まれた高速公路をひたすら南下する。途中、河川や運河に架かる橋を渡るときに少しだけ景色を楽しむことができる。ほとんど平らな平野部だから山を眺めることもない。睡眠学習をしてた参加者も、南京に近づくにつれ目が覚めてきた。

南京では、「南京虐殺記念館」が改装工事中で見学できないので、もっぱら一般的な観光名所を廻ることにする。市街地には長江二橋を渡ることになるが、この橋は八卦州という中州を通るので二つの大橋を渡らなければならない。渡り終えて中山陵(ジョンシャンリン)に向かうインターで、ちょっとしたアクシデントが発生した。

インターで市中心部に向かわなければならないのに、上海に向かう高速公路に入ってしまったのだ。幸いゲートの手前に、Uターンできるところがあって事なきを得た。一旦ゲートを通ったら次のインターまで行かなければならないから、大幅な時間のロスになる。ゲートの手前にそういう場所が作ってあるということは、間違うドライバーがけっこう多いということだろうな。(苦笑)

  続きを読む

Posted by easia at 01:24Comments(0)TrackBack(0)

August 29, 2007

中国・連雲港古代交流史の旅 その3

d8930ea0.JPG■2007,8,17(金)
===徐福村訪問・連雲港徐福研究会交流===

今回の重要な目的地の江蘇省連雲港市へ向かう。上海から高速公路(高速道路)を使ってマイクロバスで、およそ600kmの長旅である。したがって、ホテルを6時半に出発した。当然、朝食はお弁当である。当初は6時間で到着の予定であったが・・・それでも連雲港市には昼過ぎにしか着かない!・・・実際にはおよそ700km、7時間もかかってしまった。

江蘇省は、中国・長江下流に広がる黄海に面した省である。北に山東省、西に安徽省、南に浙江省と内陸部は三つの省と接している。面積10,26万平方km、人口7,406万人。13の市と52の県がある。1992年福岡県と友好交流省県の締結をしている。連雲港市は江蘇省の一番北の端にあるので、私たちは江蘇省を南から北へ半日で縦断したことになる。とんでもないハードスケジュールを組んでしまったものだ。

上海から2時間ほど走り続けて、江陽市で江陽長江大橋を渡った。最近の高速公路の建設はめざましく、長江には江蘇省だけで五つの長江大橋が架けられている。日本と違って用地買収など必要ないので、高速公路の建設はあっという間だ。最近建設された高速公路は、片側3車線で両側に防風林帯が設けられ車も少ないので走りやすい。しかし、私たちのバスは制限速度を守っているので、抜かれるばかりである。

江陽長江大橋を渡ってからは、都市部を避けて田園地帯を延々と伸びる高速公路を、ひたすら連雲港市を目指して走った。ただし、道路の両側は幾重にも植樹された防風林帯となっているので、車窓からの眺めはとても単調だ。・・・というより、防風林以外ほとんど見えない。防風林の切れ間からときおり見える景色も・・・ほとんど水田である。だから、必然的に睡眠学習の時間になってしまう。

上海からおよそ7時間、長い長い高速公路での移動に終わりをつげ、連雲港市に到着した。現地のガイドと合流し、遅めの昼食となった。連雲港市は、孫悟空が生まれた花果山があることで有名だ。ガイドさんに説明を受けるまで、私は知らなかった。浅学を恥じるばかりである。まあ、孫悟空は実在してないお話の世界だから・・・ね。(苦笑)昼食後、連雲港市徐福研究会の副会長・張 良群さんの案内でカン楡県徐福村へ向かった。

  続きを読む
Posted by easia at 05:58Comments(1)TrackBack(0)

August 27, 2007

中国・連雲港古代交流史の旅 その2

94b3459b.JPG■2007,8,16(木)
===上海の夜を楽しむ!===

今日の宿舎である新元大酒店にチェックインしてから、上海旧市街の外灘(ワイタン)などの観光に出かけた。黄昏時の南京路は、まだまだ暑い。だけど、行き交う人は福岡でも見られないくらいに多い。こんなに多いと、人ごみに酔ってしまいそうになる。

南京路は、100年以上前から栄えている、上海一の繁華街である。南京路は東西に分かれていて、南京東路は全面歩行者天国で、通り沿いにはあらゆる店が建ち並んでいる。とても全部は見て回れない。ガイドの鄭さんに案内され入ったところは、地元の人たちが買い付ける生鮮食材を専門とするデパートだった。珍しい食材が並んでいて、見て回るだけであったがけっこう楽しめた。

南京東路を西の端まで歩いてから、こんどは歩行者天国専用の電気自動車に乗って東の端をめざす。このバスというか列車というか・・・遊園地にある連結された電気自動車に乗るのにも一苦労だった。観光客も多いから、乗るには競争して席を確保しなければならない。みんなで一緒に乗るはずだったが、乗り損ねてしまった。

ようやく乗った電気自動車から眺めていて気が付いたが、この南京東路には熊本の「味千ラーメン」が見える範囲で3店もあった。しかもどの店も人が一杯!青島(チンタオ)のジャスコにもあったが、ここへの店舗進出もすごいんだろうなぁ〜・・・熊本の次に多いのは上海だったりして・・・?上海に来て、妙なところで感心してしまった。

南京路を歩いて散策した後、夕食のレストランに移動した。初日から移動続きで、ずいぶん歩いたので、バンド=外灘(ワイタン)は車窓から眺めることにする。上海を代表する観光スポットである。清朝からの租界時代の石造りの高層建築が、黄浦江の西岸に建ち並んでいる。夜になると建物がライトアップされ、美しい幻想的な雰囲気になる。

明日がメインの連雲港市「徐福研究会」との交流なので、今日は早めに休むことにする。江蘇省連雲港市までは、高速道路で6時間の予定である。上海は浙江省だから、江蘇省を南から北に縦断することになる。翌朝6時にホテル出発のハードスケジュールだ。  続きを読む
Posted by easia at 23:46Comments(0)TrackBack(0)

August 26, 2007

中国・連雲港古代交流史の旅 その1

519e6ba2.JPG ■2007,8,16(木)
===徐福の故郷を訪ね、徐福東渡を検証する!===

今年も古代交流史の旅で、中国へ行くことになった。今回は、江蘇省連雲港市へ、徐福の足跡をたどる旅である。当学院では、この2年ほど徐福関連の公開講座やフィールドワークを実施して、九州筑後における徐福の足跡を探索してきた。江蘇省カン楡県徐福村を訪ねることは、メンバーの悲願でもある。16日早朝、集合場所の福岡空港国際ターミナルへと向かった。

国際ターミナルに到着したときには、すでに参加者全員が集まっていた。10:00発中国東方航空MU532便で、上海浦東国際空港をめざす。空港からは、世界初のリニアで上海龍陽路駅に向かう予定である。上海市内では、世界第3位の東方明珠塔(トンファンミンジュター)やバンド=外灘(ワイタン)などを観光する。

福岡空港での搭乗手続きで、トラブルが発生した。最近の航空事情は、特にテロ対策に力を入れている。機内には、金属の刃物や液体類は手荷物では持ち込みができなくなっている。同行のOさんは、水分補給のためにバッグに入れていたお茶とスポーツドリンクが見つかり、係で止められてしまった。結果、全ては廃棄処分に・・・(泣) まあ、とにかく無事に搭乗を済ませて、全員上海へと飛び立った。

上海浦東国際空港には、現地旅行社の鄭さんが出迎えてくれた。リニアで上海市内に向かう予定だったが、ヨーロッパからのリニア視察団が貸し切りにしたとかで、マイクロバスで市内に向かうこととなった。旅行にアクシデントはつきものであるが、初日から予定と違うと・・・なんだかなぁ〜?!   続きを読む
Posted by easia at 22:21Comments(0)TrackBack(0)

August 25, 2007

久留米市日中友好通信 VOL.56

37746311.JPG■2007,8,8(水)発行
★合肥市中学生友好代表団さよならパーティー!★
===合肥市中学生友好代表団・ホストファミリーとのお別れ!===

8月7日(火)に、久留米市庁舎2Fにおいて代表団の「さよならパーティー」が開催されました。パーティーには友好代表団をはじめ久留米市中学生合肥友好大使やホストファミリーなど関係者が多数参加しました。

久留米市日中友好協会からも会長をはじめ4人が参加しました。中嶋会長の乾杯の後、立食形式で懇談し交流を行いました。

懇談の後には、代表団や友好大使からの歌の出し物などがあり、大変盛り上がりました。代表団の中学生からは、少数民族タイ族の楽器での演奏があり、珍しい楽器の演奏に感動しました。

会の終了後、いよいよホストファミリーとのお別れになり、涙を流して別れを惜しむ代表団の中学生たちの姿に感銘を受けました。

■ご案内(予定)                                                                                                     ◎8月16日(木)〜23日(木) 久留米市中学生合肥友好大使訪中
●8月16日(木)〜21日(火) 東アジア交流学院「中国古代交流史の旅」
◎9月 5日(水) 福岡県日中友好協会理事会  13:00〜 福岡市庁舎
◎9月 8日(土) 久留米市日中友好協会理事会 10:00〜 久留米市庁舎  続きを読む
Posted by easia at 02:22Comments(0)TrackBack(0)

August 24, 2007

久留米市日中友好通信 VOL.55

6db5d7d8.JPG

■2007,8,6(月)発行
★「合肥市中学生友好代表団」歓迎夕食会★
===合肥市中学生友好代表団・引率者との夕食会!===

8月5日(日)に、久留米市日中友好協会が主催する、友好代表団の引率者4人を迎えての歓迎夕食会を市内の天井座敷で開催し友好を深めました。

引率者は、団長・李 仲生(リ ジョンション)廬陽区教育局局長、叶 正炳(イエ ジョンビン)教育局監督団弁公室副主任、王 志桂(ワン ジグイ)第42中学校長、阮 仁文(ルワン レンウェン)第45中学校長の4人です。

久留米市日中友好協会からは、中嶋会長はじめ10人が参加して、友好を深めました。この日は水天宮の花火大会もあり、歓迎夕食会後は花火見学に出かけました。

友好代表団の子どもたちも、ホストファミリーと一緒に花火見学などをして、久留米の夏祭りを楽しみました。

■ご案内(予定)
◎8月16日(木)〜23日(木) 久留米市中学生合肥友好大使訪中
●8月16日(木)〜21日(火) 東アジア交流学院「中国古代交流史の旅」
◎9月 5日(水) 福岡県日中友好協会理事会   13:00〜 福岡市庁舎
◎9月 8日(土) 久留米市日中友好協会理事会 10:00〜 久留米市庁舎  続きを読む

Posted by easia at 01:10Comments(0)TrackBack(0)

August 23, 2007

久留米市日中友好通信 VOL.54

b9adc3fe.JPG■2007,8,6(月)発行                                             ★「くるめ水の祭典」パレード参加!★                       ===久留米市明治通り・水の祭典歩行者天国をパレード!===

8月3日(金)に来久した合肥市中学生友好代表団24人(中学生20人、引率者4人)は、4日(土)くるめ水の祭典のパレードに参加しました。

団長の李 仲生(リ ジョンション)さんをはじめとする代表団は、久留米観光コンベンション国際交流協会のパレード隊に久留米市中学生合肥友好大使や久留米大学留学生会、モデスト親善大使の皆さんたちと一緒に、久留米市民との友好交流を行いました。

代表団の子どもたちは、合肥友好大使に参加する中学生の家や、ホストファミリーの家にホームスティしています。

また、6日(月)には、久留米市立宮ノ陣中学校を友好親善訪問し、中学生との交流を深めました。

■ご案内(予定)
◎8月 7日(火) 友好代表団さよならパーティー 18:00〜 久留米市庁舎
◎8月16日(木)〜23日(木) 合肥友好大使訪中
●8月16日(木)〜21日(火) 東アジア交流学院「中国古代交流史の旅」
◎9月 5日(水) 福岡県日中友好協会理事会  13:00〜 福岡市庁舎  続きを読む
Posted by easia at 00:15Comments(0)TrackBack(0)

August 10, 2007

久留米市日中友好通信 VOL.53

合肥市中学生友好代表団 ■2007,8,4(土)発行
★「合肥市中学生友好代表団」来久!★
===8月3日(金)合肥市中学生友好代表団がホームスティ!===

8月3日(金)に合肥市中学生友好代表団、団長の李 仲生(リ ジョンション)さんをはじめとする代表団総勢24人(中学生20人、引率者4人)が来久しました。

代表団は福岡空港に到着後、久留米観光コンベンション国際交流協会の案内で市内を視察し、久留米市庁舎を訪問しました。

その後、代表団の子どもたちは、合肥友好大使に参加する中学生の家や、ホストファミリーの家にホームスティし友好を深めました。

■ご案内(予定)

■合肥市中学生友好代表団のスケジュール
● 8月 4日(土) くるめ水の祭典パレード参加 13:00〜 久留米市庁舎
● 8月 5日(日) ホストファミリーとの友好交流および自由行動
● 8月 6日(月) 宮ノ陣中学校友好親善訪問  9:00〜 宮ノ陣中学校
● 8月 7日(火) 代表団「さよならパーティー」 18:00〜 久留米市庁舎 

◎ 8月16日(木)〜23日 合肥友好大使(久留米市中学生友好代表団)訪中
● 8月16日(木)〜21日 NPO東アジア交流学院「中国古代交流史の旅」
◎ 9月 5日(水) 福岡県日中友好協会理事会 13:00〜 福岡市庁舎  続きを読む
Posted by easia at 13:03Comments(0)TrackBack(0)

August 07, 2007

2007年7月 公開講座 その2

■2007年7月公開講座(月例会) その2
■テーマ;九州おける徐福学の成立過程
===内藤徐福学のはたした役割===
■講師;森 醇一朗さん 久留米大学比較文化研究所教授

■要旨;その2
●徐福東渡の時代

徐福東渡については、中国最初の正史「史記」(司馬遷・BC97年完成)始皇帝本紀に書かれている。徐福(徐阜)は齊の国琅邪の人なり。 ※江蘇省連雲港市カン楡県徐阜村で、1981年一族の家譜が発見された。

始皇帝に、不老不死の仙薬を求めて東海の仙山に行くことを願い出る。童男童女三千人と五穀(米、麦、粟、キビ、豆)の種と百工を伴って東渡した。しかし、彼は、平原広沢を得て王となりて還らず・・・とある。BC205年頃のできごとである。

一方日本では、徐福東渡の伝承は、鹿児島県串木野市、熊本県八代市、福岡県八女市他20カ所におよぶ。上陸地として、佐賀市諸富町寺井津の浮盃は有名である。その地には、御手洗井戸、片葉の葦の伝説が今も語り継がれている。

また、湿地帯に足を取られて進めなかったため、千反の布を敷き歩いたとされる千布があり、金立神社には徐福が祀られている。雨乞いの神事やお辰観音もある。さらに、金立山には、フロフキ=カンアオイ(不老長寿の仙薬?)が自生している。  続きを読む
Posted by easia at 17:14Comments(0)TrackBack(0)

2007年7月 公開講座 その1

■2007年7月公開講座(月例会) その1
■テーマ;九州おける徐福学の成立過程
===内藤徐福学のはたした役割===
■講師;森 醇一朗さん 久留米大学比較文化研究所教授

当東アジア交流学院では、今年8月に「中国・古代交流史の旅」を行います。訪れる場所は、上海、連雲港、南京、無錫、蘇州です。特に、連雲港市の徐福研究会を表敬訪問して、当地の研究者との交流を深めることを目的としています。

これまでにも、公開講座やフィールドワークを実施して、佐賀や筑後に残る徐福の痕跡を探ってきました。徐福一行の上陸地とされる、佐賀県諸富町浮盃や徐福が植えたとする新北神社のビャクシン、みやま市の「こうやの宮」などを訪ねました。

今回は、佐賀徐福会の中心的な存在として、数々のシンポジウムなどを手がけてこられた森 醇一朗さん(久留米大学比較文化研究所教授)に来ていただきました。日本では徐福伝説、あるいは伝承としてしか扱われていなかった徐福東渡を、「徐福学」としてよりアカデミックな学問として成立されてきた過程を話していただきました。  続きを読む
Posted by easia at 15:00Comments(0)TrackBack(0)