April 26, 2006

各種教室開催のご案内

2899d28d.JPG NPO法人東アジア交流学院は、昨年4月、久留米に事務所を開設しました。学院の活動をより充実させ活発にするために、中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ教室など各種教室を開催しています。それと同時に、学院主催以外の教室開催もすすめています。

学習や習い事などの教室を開催したい方へ、当学院の事務所を開放します。これを機会に、教室を開催されてみませんか?当学院の各種教室利用規則をごらんの上、事務局へ申し込みをお願いします。


89ad28c8.JPG 特定非営利活動法人(NPO法人)東アジア交流学院
▼各 種 教 室 利 用 規 則


1.場 所
〒830-0033久留米市天神町116永利ビル2-D
TEL/FAX.0942-35-2849
  ※南隣に有料駐車場有り
  ※西鉄久留米駅下車・徒歩2分。新古賀病院北側

2.教室の広さ およそ20

3.利用可能人数 10人〜15人程度

4.使用時間区分
 09:00〜11:30
 12:00〜14:30
 15:00〜17:30
 18:00〜20:30 以上の四区分とします。
  ※1区分の使用時間は、2時間30分とします。
  ※毎日、利用できます。

5,料 金 一区分の使用料は、2千円とします。
  ※支払いは、当月最初の利用時にその月分を前納していただきます。

6,条 件 教室を主宰される方は、(NPO法人)東アジア交流学院に入会して頂きます。会費は、年間6.000円です。

7,その他 主催者には、教室の鍵をお渡しします。
  ※解錠、施錠は、原則主催者で行っていただきます。

2006年4月23日(日)
特定非営利活動法人(NPO法人)東アジア交流学院事務局  

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2006年度 公開講座(月例会)のご案内

f52f5948.JPG 東アジアの古代交流の歴史を学ぶことを中心に、毎月第4日曜日10:00に久留米事務所で開催しています。今年度も5月28日を第1回として、年間10回の開催を計画しています。

また、昨年度と同様に、古代史関係のフィールドワークを2回開催します。さらに、近現代の東アジア交流の問題も考えていきます。講師は原則会員ですが、会員以外からの講師も招いて、より充実した講座
を開催していきます。

会員以外の方の参加(参加費500円)も期待しています。古代史にまた交流史に関心をお持ちの方、私たちと一緒に学習してみませんか?
特定非営利活動法人(NPO法人)東アジア交流学院



2006年度公開講座
のご案内(予定)

■5月公開講座
「中国人強制連行強制労働福岡訴訟を考える」現在の日中関係の問題は、どこにあるのか?
講師=梶村 晃 さん 九州・沖縄平和研究所所長 日時=5月28日(日) 10:00〜

■6月公開講座
「青少年交流の旅の原点を語る」 今だからこそ、子どもたちを東アジアへ
講師=田所 寛和 さん 東アジア交流学院副学院長 日時=6月25日(日) 10:00〜

■7月公開講座
「伽耶国の神話が日本神話の原点」 日本神話の原点に迫る 現地視察にあたり
講師=内倉 武久 さん 東アジア交流学院学院長 日時=7月23日(日) 10:00〜

■8月公開講座
「青少年韓国交流の旅 報告会」 韓国の釜山・金海での出逢いを語る
講師=交流の旅参加のみなさん 日時=8月27日(日) 10:00〜

■9月公開講座
「徐福の足跡をたどるpart1」 法師「徐福」の痕跡を探る
講師=宇田 明男 さん 東洋医学史研究所主宰 日時=9月24日(日) 10:00〜

■10月公開講座
=フィールドワーク 「徐福の足跡をたどるpart2」 法師「徐福」の痕跡を探る
講師=宇田 明男 さん 東洋医学史研究所主宰 日時=10月22日(日) 8:30集合

■11月公開講座
「中国侵略を検証する」 重慶爆撃、そのほかを検証する
講師=梶村 晃 さん 九州・沖縄平和研究所所長 日時=11月26日(日) 10:00〜

■1月公開講座
「井 真成の故郷を探してpart1」 「井 真成」の出身を検証する
講師=内倉 武久 さん 東アジア交流学院学院長 日時=1月28日(日) 15:00〜 新年会 18:00〜

■2月公開講座
=フィールドワーク 「井 真成の故郷を探してpart2」 「井 真成」の出身を検証する
講師=内倉 武久 さん 東アジア交流学院学院長 日時=2月25日(日) 8:30集合

■3月公開講座
「日本人のルーツを検証する」 伽耶には、日本人のルーツが?
講師=川井田 豊 さん 東アジア交流学院副学院長 日時=3月25日(日) 10:00〜

※開催場所は、フィールドワークの集合場所も含めて、すべて特定非営利活動法人(NPO法人)東アジア交流学院久留米事務所です。
◎住所:久留米市天神町116永利ビル2-D (西鉄久留米駅下車・徒歩2分)
※参加費用は、会員以外の方は500円(資料代)です。フィールドワークは、別途必要です。
※お問い合わせは、(NPO法人)東アジア交流学院事務局 TEL/FAX 0942-35-2849 (田所)まで、お願いします。
または、Email/higuetado@yahoo.co.jp 携帯/090-3324-9540(田所)まで。  
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April 25, 2006

2006年度 行事予定

079802eb.JPG ■4月 April
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
新入留学生歓迎「つつじ花見会」(主催:久留米市日中友好協会)
第3回定期総会 23日

■5月 May
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
第1回理事会 13日
5月公開講座(第1回月例会:毎月第4日曜日10:00〜開催) 28日

3209cb7b.JPG ■6月 June
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
第2回理事会 17日
6月公開講座(第2回月例会) 25日

■7月 July
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
第3回理事会 8日
7月公開講座(第3回月例会) 23日
青少年韓国古代交流史の旅 29日〜8/2
合肥市・テグ市少年サッカーチーム来久(JASカップ)

ed5fc96b.JPG ■8月 August
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
中国合肥市中学生友好代表団来久 上旬
第4回理事会 19日
8月公開講座(第4回月例会) 27日

■9月 September
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
第5回理事会・前期会計監査準備 16日
9月公開講座(第5回月例会) 24日


387fd86d.JPG ■10月 October
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
第6回理事会・2006年度前期会計監査 21日
10月公開講座(第6回月例会・フィールドワーク)「徐福の足跡をたどる」 29日

■11月 Nobember
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
農業まつり「中国物産展」 11.12日
第7回理事会 18日
留学生交流「柿狩り」 19日 (主催:久留米市日中友好協会)
11月公開講座(第7回月例会)

e072ca59.JPG ■12月 December
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
二胡クリスマスコンサート 中旬(主催:久留米ルーテル教会)
国際交流懇親会 中旬(主催:久留米大学留学生会)
第8回理事会 18日
第8回月例会(忘年会) 24日18:00〜


■1月 January
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
第9回理事会 20日
1月公開講座(第9回月例会) 28日15:00〜 「新春のつどい」18:00〜

543d3089.JPG ■2月 February
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
小学校での馬頭琴演奏会開催
「春節のつどい」 18日(主催:久留米大学中国留学生学友会)
第10回理事会・後期会計監査準備 17日
2月公開講座(第10回月例会フィールドワーク)「井真成の故郷を探して」 25日

■3月 March
中国語・韓国語・はじめての韓国語・中国剪紙・金継ぎ各教室開催
第11回理事会・2006年度後期会計監査 17日
3月公開講座(第11回月例会) 25日
第4回定期総会準備
  
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NPO法人東アジア交流学院 第3回定期総会

0bd42113.JPG

4月23日(日)、特定非営利活動法人(NPO法人)東アジア交流学院の第3回定期総会が開催された。NPO法人として発足して二年目に当たり、大事な一年であったと考える。また、久留米に事務所を移転し一年が経ち、東アジア交流学院として活動を充実させることができた一年であった。さらに、友好団体の久留米市日中友好協会と協力関係を深めて、学院の活動を充実発展させることができたと思う。

総会は、議長に中嶋さんを選出して進められ、内倉理事長のあいさつで始まった。あいさつでは、現在の中国や韓国の反日感情は作り出されたものであるが、そのことで中国への旅行者が減っている現状がある。昨年度の学院主催の「青少年中国交流の旅」への参加も少なかった。しかし、こんな時だからこそ私たちは草の根交流で、それぞれ国との交流を進め相互理解を深めて、本当の友好親善を創りあげる必要がある。と、話された。

議事では、会計監査に新しく小野さんと伊藤さんが選出された。その後、2005年度経過報告および活動総括を田所理事が、2005年度会計報告を川井田理事が行い、会計監査報告を伊藤監査役が報告した。2006年度活動方針(案)と会計予算(案)も審議され承認された。今年度の「青少年韓国交流の旅」への参加を増やすために、参加する青少年に補助金を出してはどうか。との、意見が出されたので、詳細を理事会で協議して決定することになった。

今年度の総会は、建設的な意見が数多く出され、活動を充実発展させるために会員の協力の下で進めていくことを確認して閉会した。

 

cfb9a039.JPG今年度、新しく会員となられた古田さんのあいさつ。退職されたのを機会に、郷土久留米の歴史を研究するために、東京から戻って来られました。現在は、高良山を散策されるのが日課とか・・・新しい仲間が増えて、心強い限りです。会員一同、歓迎致します。  歓迎!歓迎!  
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April 19, 2006

中国剪紙教室 VOL.2

6cca78b1.JPG 千年以上の歴史と伝統を持つ、中国民間芸術の中国剪紙教室が、4月15日(土)にNPO東アジア交流学院の久留米事務所で始まりました。当学院の文化交流事業の一つです。受講生は、中国剪紙に興味を持って参加してあるちょっと年配のお二人です。

講師は、久留米大学留学生の王 文君さんです。彼女は、お母さんから中国剪紙の技術を学びました。独自のデザインは、伝統的な中国剪紙のデザインをふまえながらも洗練されたものです。特に人物の描写に優れたものを持ってあります。

当学院では、中国剪紙教室の受講生を募集しています。中国剪紙を実際に体験されて見ませんか? 詳しくは、090−3324−9540(田所)まで


36fa4864.JPG最初は、切るのが簡単な、直線がほとんどの「双喜」に取り組みます。王さんのアドバイスを受け、真剣に作業にかかります。「簡単だ」と、思っていたら・・・なかなか上手く切れません。彫刻刀の使い方に、まだ慣れてないですからね(笑)

d2defd94.JPG直線を切るのは簡単そうですが、最後が大事です。切ったつもりでも、切れてなかったりします。「最後に彫刻刀を、少し垂直になるようにするといいですよ。」とのアドバイスに、何とか上手く切れるようになりました。Yさん、けっこう上手いですね。飲み込みも早くて、作業もてきぱきとこなされてます。スゴイ!

1時間半ほどの作業で、「双喜」は完成しました。次回は、22日(土)の18:00から行います。興味がある方の見学を歓迎致します。ぜひ、久留米市天神町116にある、特定非営利活動法人(NPO法人)東アジア交流学院久留米事務所に、見学にお越し下さい。お待ちしています。・・・(笑)

  
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April 18, 2006

久留米市日中友好通信 VOL.29

7646d0b5.JPG ★久留米大学新入留学生17人と「つつじ花見会」★

今年も、久留米大学の新入留学生を中心に、歓迎「つつじ花見会」を4月15日(土)に開催しました。予定では、石橋文化センターのツツジを見ながらの歓迎会となるはずでしたが・・・あいにくの雨で、ツツジを見ながらとはいきませんでした。雨でしたが、ツツジはしっかりと咲いていましたので、とても残念でした。

石橋文化センターの隣の共同ホールを借りて、室内での歓迎「つつじ花見会」になりましたが、今年も17人の新入生が参加してくれました。また、久留米大学留学生会や久留米大学中国留学生学友会の皆さんも参加して頂きました。さらに、今年も久留米ゼミナールの新入生も参加してもらって、にぎやかな歓迎会となりました。

これから、初めての日本(久留米)で大学生としての生活が始まります。彼らが勉強や学生生活で支障がないように、私たち久留米市日中友好協会では支援していこうと思います。


26a988f4.JPG室内では、あちらこちらに懇談の輪ができました。久留米と友好都市である合肥市や、よく訪問する青島市からの留学生が多いのに驚きました。そのほか、中国各地から留学生が来ています。南方のミャオ族出身の留学生も来ていますよ。

d28526c0.JPG青島大学出身の宋さん。日本語科を卒業されたとのこと。とても朗らかで明るい学生さんです。カメラに向かって、ピースサイン。中国でもピースサインは流行なのかな?・・・笑

青島市からは、全部で4人来られました。

6b5fab8f.JPG中国留学生学友会の方も、新入留学生と一緒に記念撮影です。ツツジがないのが、寂しいですね。・・・?
あっ!いや!・・・花より美しい方が・・・汗!
後ろに半分隠れているのは、天津から来た留学生の孟君です。

dd4f1a2c.JPG花見弁当とビールで歓迎会が進みましたが、楽しい交流も時間が限られます。中嶋会長や山本事務局長の締めで、お開きとなりました。
これから、留学生活を送る新入留学生の方々が、それぞれの目的を達成され、帰国されることを祈念します。がんばれー!
  
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April 14, 2006

久留米市日中友好通信 VOL.28

3ac21fa8.JPG 2006.4.8(金)久留米市日中友好協会発行

★参加しませんか?「つつじ花見会」!★
4月15日(土)石橋文化センターに於いて!
 今年も、2006年度新入留学生歓迎「つつじ花見会」を、久留米市日中友好協会主催で開催します。4月15日(土)11:30から石橋文化センター(久留米市中央図書館南側)に於いて、新入留学生とツツジを観賞しながらの昼食交流会です。
昨年は、久留米大学の中国人留学生や韓国人留学生、久留米ゼミナールの留学生などたくさんの留学生が参加しました。今年も日本語・中国語・韓国語が飛び交う、楽しいひとときとなるでしょう。一般会費は、昼食代1.000円です。会員の方で参加を希望される方は、ご連絡下さい。ぜひ、参加して新入留学生を歓迎し、交流を深めましょう。

※連絡先 0942−72−6269(中嶋)


★急逝!!中野育子理事!!★
3月30日(木)19:00通夜・31日(金)13:00葬儀。草苑に於いて!
久留米市日中友好協会理事として長年活動してこられた中野育子さんが、残念なことに3月29日(水)の夜半に心不全により急逝されました。実に急な出来事で、会長をはじめ理事や会員の多くは、絶句するよりほかありませんでした。
30日(木)のお通夜と31日(金)の葬儀には、多くの理事・会員が弔問に訪れました。ご高齢のお母様の姿に、なかなか掛ける言葉が見つかりませんでした。中野育子理事は、中国語教室を主宰されながら、教室の生徒さんをはじめとして広く文化交流にも積極的に関わっておられました。
また、20年以上も久留米市日中友好協会の理事として、留学生の生活支援などに深く携わって活動されていました。先日行った、30周記念事業の日中友好「中国音楽の調べ」が、最後になってしまいました。まだ、61歳の若さで、極めて残念なことです。紙面をお借りして、あらためて故人の功績を偲ぶとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。


◎ご案内(予定)
◎4月15日(土)新入留学生歓迎「つつじ花見会」11:30〜石橋文化センター
◎4月16日(日)福岡県日中定期大会  10:00〜福岡大丸国際ホール
◎5月13日(土)久留米市日中理事会  10:00〜市民活動サポートセンター
◎5月14日(日)久留米市日中定期総会 13:00〜久留米市庁舎305号室  
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April 03, 2006

2006年3月 公開講座(フィールドワーク)その3

373b353c.JPG 「倭国を守った古代山城」ーその築城の謎に迫るー (フィールドワーク)その3

女山史跡森林公園の展望台で、三分咲きの桜を見ながら井社長が作られた?お弁当を食べてから、清水寺を経由して高良山神籠石へと向かった。午後からは、少しずつ天気が回復してきた。参加者の行いが良かったからでは?・・・(苦笑)

高良山神籠石は、耳納山地西端に聳え、筑紫平野を一望できる高良山山腹に築造されている。総延長は2.8kmで、高良山の西側から南側にかけて確認され、山腹の北側では確認されていない。現在まで本格的な発掘調査は行われておらず、構造的な問題や築造時期は確定されていない。山腹の北側で列石が見られないのは、当初から築造されなかったという考えと、679年(天武7年)に起こったとされる筑紫大地震のために崩壊したという考えがある。水門跡は南谷と北谷の2ヶ所に設けられているが、残存状況は悪く、現状ははっきりしない。列石は、最高所標高251m、最低所で65mと比高差186mを測り、急峻な斜面を巡っている。その構造は不明だが、高良山で産出する片岩を鏨(たがね)等によって立方体に加工し、整然と並べられている。中には岩盤を削りだしたり、岩盤に埋め込んだ個所も確認されている。

元来、神籠石という名称は、高良大社参道の現「馬蹄石」のことを指し、現在の神籠石は、「八葉の畳石」と呼ばれていたようである。しかし、明治30年代に、いわゆる神籠石論争が高良山から始まると、他でも「神籠石」の名称が用いられ、神籠石に囲まれている範囲が神域と考えるようになり、以後、神籠石神域説の根拠となった。

また、周辺に目を移すと、瀬高町の女山神籠石や、久留米市合川町には、後に筑後国府の設置される場所に、大溝や築地などの軍事的性格の強い官衙(かんが)が、更には小水城の上津土塁が設置され、大宰府(太宰府?)や朝倉橘広庭宮防衛網を形成していると考えられる。
(久留米市教育委員会・神保公久)


今回は見学できなかったが、高良大社に登る石段の横に水門跡があるが、崩壊したのか小さな谷川が流れているだけである。この水門も筑紫大地震で、崩壊したものかは定かでないが、久留米市教育委員会には早急に調査修復していただきたいものである。  続きを読む
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April 02, 2006

2006年3月 公開講座(フィールドワーク)その2

a4aa562d.JPG「倭国を守った古代山城」ーその築城の謎に迫るー (フィールドワーク)その2

基肄城跡(きいじょうあと)の南水門を後に、山門郡瀬高町にある女山神籠石(ぞやまこうごいし)へと向かう。鳥栖から高速に乗り八女インターで降りて船小屋を経由すれば、移動時間は一時間そこそこである。

女山(ぞやま)は、文献に築城の記録がない山城であると考えられる。そのため、記録がある山城、いわゆる朝鮮式山城と区別し神籠石式山城とよぶ。

1960年代に列石確認のための調査が行われた。当時の調査では、土塁の痕跡は確認されなかった。しかし、日子神社参道沿いの列石と、山頂付近の列石から版築土塁と前面の柱穴が確認されている。女山の郭内外には、古墳時代の後期群衆墳が存在するが、その中の1号墳・2号墳と隣接する列石が確認されている。古墳を列石が切っていることから、古墳よりも列石が新しいことが確認されている。また、調査トレンチの中より7世紀後半に比定される須恵器の坏蓋が発見されているが、古墳の年代は6世紀後半〜7世紀初頭と比定される点から、古墳に伴う遺物とは考えにくく、神籠石と関係があるものであろうと考えられる。

以上の調査報告では、女山神籠石の築造は7世紀初頭〜後半と位置付けられているが、古墳の年代比定や須恵器坏蓋の年代比定は正しいのであろうか?

私たちはまず、女山西面に並ぶ水門跡の一つである、長谷(ながたに)水門を訪れた。

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April 01, 2006

2006年 第3回定期総会のご案内

会員の皆様

2006.3.29(水)
理事長 内倉 武久

NPO法人(特定非営利活動法人)東アジア交流学院第3回定期総会のご案内

2006年度が始まり、会員の皆様におかれましてはご健勝のことと存じお喜び申し上げます。
さて、NPO法人(特定非営利活動法人)として発足して二年が過ぎました。この一年様々な活動をしてきましたが、三年目を迎えてさらなる飛躍を期したいと考えます。
そこで、下記の要領で第3回定期総会を開催しますので、万障繰り合わせの上、是非ご出席下さい。

1.日 時 2006年4月23日(日)10:00〜

2.場 所 東アジア交流学院久留米事務所
      久留米市天神町116永利ビル2−D
      TEL/FAX 0942−35−2849

3.内 容 〃于疂鷙陝´会計報告 3萋以針 ぬ魄改選 イ修梁勝      

※昨年度、会費を納入されてない方は、総会当日お支払いください。また、銀行振り込みをご希望の方は、
西日本シティ銀行宇美支店
口座番号1345633
特定非営利活動法人東アジア交流学院
に振り込んでください。

※問い合わせ 090-3324-9540 田所まで 

  
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2006年3月 公開講座(フィールドワーク)その1

fe0cd1ca.JPG 「倭国を守った古代山城」ーその築城の謎に迫るー   (フィールドワーク)その1

2月の公開講座を受けて、筑後地方の朝鮮式山城・神籠石式山城の現地調査を、3月26日(日)に実施した。今回も遠くは前原在住の仲間も含めて、16人が参加した。当日は、天候の急変で朝から雨がぱらつき、山歩きがどうなるか心配したがなんとか途中から晴れて、予定のコースを巡ることができた。

まず、基肄城跡(きいじょうあと)に向かった。基肄城跡は、わが国最古の史書である「日本書紀」によれば、665年(天智4年)に大宰府(太宰府?)を中心とするこの地一帯を防衛する目的で築かれた山城である。660年に朝鮮半島では、百済(くだら・ペクチェ)が唐・新羅(しらぎ・シルラ)連合軍によって滅亡した。日本(倭国)は百済再興のために援軍を送ったとされる。しかし、663年の白村江(はくすきのえ・パクソンガン)の戦いで敗北し、朝鮮半島から撤退したとされている。

その後、大陸から唐・新羅の連合軍の日本(倭)侵攻に備えるため、664年に対馬・壱岐・筑紫国に防人と烽=とぶひ(のろし)を置くとともに、大宰府(太宰府)を防衛するために水城を築いたとされる。さらに、665年に百済の高官の指揮により長門国に城を築くとともに、筑紫国に大野城・基肄城を築いたとされている。この二つの山城は、文献によりその築城の時期や背景が明らかにされている、わが国最初の本格的な朝鮮式山城として極めて貴重な遺跡である。

私たちは、基山(草スキー場駐車場)でマイクロバスを降りて、草スキー場の斜面を基山頂上(404.5m)をめざして登った。


30e6ced4.JPG 基山山頂(404.5m)には、記念碑が建てられている。また、頂上には、神が降臨したとされる大岩がある。台形状の手前に見えるのは、「いものがんぎ」と呼ばれている三段の土塁である。西門の跡ではないかと考えられる。が、分かっていない。

9c37c06f.JPG基山山頂を後にして、遊歩道を暫く下ると、大礎石群に行き着く。基山の支稜上に沿って、いくつもの建物の礎石を見ることができる。もっとも多いのは、三間五間の建物跡の礎石である。中には、三間十間の大型建物跡の礎石も見つかっている。礎石は、一つ一つが大きく、どうやってここまで持ってきたのだろうか?

8e805251.JPG東北門跡。ここは、中世に山城として利用されたときに、土塁を削って門が作られたと考えられる。土塁を削った跡に石垣を築いて崩れないようにしている。この土塁は、版築工法で築かれている。土塁の高さは、およそ4mほどある。

d659168b.JPG 東北門跡の両脇には、門柱を支えた礎石が残っている。支柱の直径は、およそ14〜15cm位だろうか?タバコの箱と比べて頂きたい。山城の北には、北帝門跡がある。直ぐ近くの山頂を、北帝(標高414.13m)と呼ぶ。北帝門の北には、大宰府(太宰府)がある。そこに「帝」(みかど)がいたのか?そう考えるのが、自然ではないのか?

092288da.JPG 基肄城散策の最後は、南水門跡である。水門がある地点は、谷部であることから石塁が築かれている。現在は、車道が作られているため一部しか残されていない。が、それでも、圧倒される大きさである。現在は、長さ26m、高さ8.5m、上部の幅3.3mほどが残っている。

701a22b7.JPG南水門跡の石塁の一部には水門がある。人がかがんで、十分に通れる大きさである。しかも、見事な石組みである。築城が665年としても、1340年間持ちこたえていることになる。しかし、実際にはもっと古い時期に建設されたと考えられる。この水門をくぐって城内に入ると、きびしい罰がくわえられたと、案内板に書かれていた。あっ!確かくぐった人がいたような・・・(苦笑)また、この石塁の一部を、南門にしていた形跡があると云われているようだが、ただ、今は林道が通っているため確認できない。

  
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